理事長が語る姫野病院のビジョン

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姫野病院が目指すリハビリテーションとは

  自分を磨き、成長したいセラピストに「選ばれる病院」であり続けたい

医療法人 八女発心会 姫野病院 理事長 姫野 信吉

リハビリテーションのあり方と考え方が大きく変わってきた。

私がこの病院を受け継いだ平成3年当時と、現在ではリハビリの持つ意味合いも、患者様のありようも全く異なっています。例えば、以前であればリハビリは骨折などの「怪我の治療の補助的な位置づけ」でした。高齢化が進行すると共に、「寝たきりにならない」ための予防的な意味合いを含め、他職種との連携による認知症対策など、リハビリは重要な治療手段としての意味を持つようになったのです。

患者様の高齢化に伴い、これまで機能訓練室だけで完結していたリハビリが、生活動作の回復を目的としなくてはいけなくなりました。具体的には、病棟の中で自宅(家庭)に近い環境で行う生活リハビリ(回復期リハビリ)という考え方が求められているということであり、入浴やトイレなど、患者様が日常生活を送る上で必要な生活動作の機能回復を支援しなくてはならないということです。

患者様が元気になって、できるだけ早く自宅に帰っていただくために、私たちが存在しているわけですから、高齢者の増加による医療現場の変化に合わせて、提供するリハビリも変わっていかなくてはならないのです。

私は早い段階から高齢化社会におけるリハビリの重要性を感じ、どこの病院も数名しか理学療法士(PT)・作業療法士(OT)を配置していなかった時期から、積極的に採用と育成に取組み、数十名体制を確立しました。当時の常識では「それほど多くのセラピストを採用してどうするんですか?」という声もありましたが、年々その必要性が高まり、やがて地域を代表するリハビリテーションの先駆的医療機関になってきました。現在では病院内で70名近いセラピストを数えるまでになっています。

新しい分野でのリハビリテーションの重要性が増している

近年の医学、それも高齢者への治療やリハビリの常識は180度変化することが珍しくありません。例えば30年前には心筋梗塞の患者様は6週間絶対安静でしたが、現在はその日のうちにリハビリを開始することも珍しくありません。足の筋肉を鍛えることで肺や心臓を補って日常生活に復帰できることが分かってきたのです。

また、透析や肺炎を患う患者様の場合、高齢の方は筋力の低下が著しいので、数日間でも寝たきりの状態が続いてしまうと、以前と同じように歩行し日常生活を送ることが困難となってしまうことがあります。それだけリハビリテーションの重要性が増していると言えるのです。

数時間のリハビリを行うかどうかで、「寝たきりになってしまうか」、「早期に元気になって自宅に戻れるか」という患者様のその後の人生を大きく左右することになりますので、私たちは患者様の「クオリティ・オブ・ライフ(QOL)※」に強く関わっているという自覚を持ち続けていきたいと思います。
※クオリティ・オブ・ライフ=自分らしい人生を送っていただくこと

たとえば、がん患者様に対しても、「リハビリが必要なのか?」という議論がありますが、意識がはっきりしている患者様が、亡くなる1週間前まで排泄など日常生活を送る支援をすることが、患者様の尊厳を守ることだと私たちは考えています。

その時、その地域で求められるリハビリテーションを提供していく。

今後は、「在宅医療」が大きなキーワードとなりますから、「訪問リハビリ」の体制も強化していきます。そのためには、もっと多くのセラピストを採用し、現在の80名体制を100名以上の体制にしたいと考えています。以前とは医療・介護・リハビリのあり方が変わってきていますので、その時、その地域に合ったものを提供していかなくてはなりません。そのために病院の設備・機材・人員体制を最適かつ最善なものに変えていくべきだと考えています。

これから訪れる世界でも前例のない高齢化社会において、地域で必要とされる医療サービスを提供するためには、ありとあらゆる職種が力を集結し、医療法人グループ全体で一貫したチーム医療の体制を充実させなくてはなりません。そのなかでも、理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)をはじめとしたセラピストの果たす役割はさらに重要になっていくと確信しています。

自分を高め続けたいセラピストと一緒に働きたい。

オリジナル電子カルテの活用により、仕事の効率が高まった結果、残業時間が減りましたし、勉強したいセラピストを支援する学びの機会を設けるなど、患者様に接する医療スタッフが働きやすい環境を整えてきました。実際に新しいトレーニング方法や、介護の考え方、取り組みなどをどんどん取り入れ、研修や技術習得の機会も増やしています。リハビリに求められるものがこれだけ変化しているわけですから、たとえ今ベストな状態であったとしても、1年後はどうか分かりませんので、現状に満足することなく、より良い方法を追求し続ける必要があります。

また、医療界では、患者様に最善の医療を提供するためのチーム医療の取り組みが進められていますが、幸いにして、姫野病院には明るいスタッフが多く、笑顔と会話が絶えない職場ですから、職種の垣根を越えたコミュニケーションが取りやすい風土にあります。スタッフ間の連携がしやすく、チームとして力を発揮しやすい環境になっていると思います。

また、リハビリテーションに限りませんが、医療の世界は常に変化しています。これで完成、これで終わり、という状態はありません。ですから、常に勉強し続ける姿勢と、今までの考え方や治療方法に固執せず、新しい分野にチャレンジし続けることが欠かせないでしょう。変化と成長のために必要な研修や勉強の機会はいくらでも提供します。医療の常識と患者様が求めるニーズが変化している現在においては、医療サービスを提供する私たちこそが常に学び続けなければなりません。そうすることで、地域の医療・福祉を否む医療機関として常に先駆的な存在であり続けたいと思っています。

そして何より、自分を高め、成長することで、より多くの患者様とそのご家族から、感謝の言葉と評価をいただくことができます。それこそが医療人として働く上で「最高の報酬」となりますし、それを大事にし続けられるスタッフと一緒に働いていきたいと思います。

新卒・中途の垣根は設けませんし、年齢はいくつで、どこの学校・○○病院出身ということは全く関係ありません。姫野病院でさらに自分のレベルを上げて欲しいと思いますから、広く門戸を開き、色々な経験を積み、自分を高めていきたいプロのセラピストに「選ばれる病院」、「セラピストの方々が成長できる病院」でありたいと強く思っています。

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